シーサーブログとソネットは同アドレス?
サイトの価値は、被リンクによって大きく変わると言います。
良いサイトからリンクをもらえるサイトは価値が上がり、悪いサイトからリンクされているサイトは価値が下がります。
そしてまた、IPアドレスが近いサイトからのリンクは、内部リンクに近いものだとして、評価が下がると言われています。
たとえば、私が使っているコアサーバーのIPアドレスは、
210.172.28.××
というアドレスになっているので、コアサーバーを2つ利用して相互にリンクを張ってもIPアドレスの数値が近いので、評価が多少低い(らしい)。
一方、xreaサーバーの場合は、
- 219.163.200.××
- 218.216.67.××
- 222.227.75.××
- 60.32.200.××
- 125.53.24.××
などとなっていて、分散しているので、さっきの
210.172.28.××
より遠い数値のサーバーを利用してリンクを貼れば、外部リンクと見なされて、多少評価が高くなる(らしい)。
なので、できる限り遠いIPアドレスからリンクを張ると、SEO(検索エンジン最適化)上、有利だというわけです。
IPアドレスの「クラス」の大小
IPアドレスは、「クラスA」「クラスB」「クラスC」と言う大きさの区別がある。
クラスAは、たとえば<125.53.24.××>といったアドレスで、最初の125の部分がホストナンバーで、それ以下の部分は内部アドレスと言うことになる。
クラスAアドレスは、超大規模ネットワーク向けのアドレスだが、一企業では使い切れないので、小分けにしてブログサービスにレンタルしていたりする。
なのでクラスAのIPアドレスを使ってサービスを行っている無料ブログは、サービス名が違っていても、内部リンクとして評価されかねない。
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たとえば、ソネットと、シーサーブログと、はてなダイアリー。
クラスAゾーンのIPアドレス(0から127までのアドレス)を使っている上に、2番目のBブロックのナンバーまで同じ。
こうなると、ソネットとシーサーブログとはてなダイアリーで相互リンクしても、内部リンクと判断されかねないわけですね。
だからこの3つのブログを使って、被リンクを自作自演していても、実はムダかも知れない。
一方、第3ブロックのところで区切って販売されているクラスCのIPアドレスは、かなり細かくいろんな組織に販売されているので、ココが違えば、確実に別ネットワークからの被リンクになり、SEO上、有利なんじゃないか?
これが「クラスCレベルのIPアドレス分散有効説」ってことですね。
IPアドレスの差異が、リンクの質にどれくらい反映されているのかは分かりませんが、一応、押さえておいた方が良いかも知れません。
私の場合は、無料ブログ→コアサーバ と言う形でしかリンクを張っていないので、あまり影響はないんですが、無料ブログだけでリンクを張り合っている場合は、ちょっと考えた方が良いかも知れません。
ヤフーやグーグルが、それぞれの無料ブログを別モノとして判断していれば、外部リンクって事になるんでしょうが、そう判断しているかどうかは、トップシークレットでしょうし。
公開日:2009年06月 08日
追伸と解説
クラスCリンク、最強説、、かなり懐かしいですね。
当時のSEO業者さんは、とにかく外部から被リンクをつけることで、サイトの評価を上げることに躍起になっていたため、こういう説も出てきたんでしょう。
実際これに価値があったのかは、今もよく分かりません。
ただ、サブドメインがたくさんあるドメインより、アメブロのような一つのドメインの下に全ブログを収める形の方が、評価がだんだん高くなっていったように思います。
当時のブログサービスは、個人ユーザーにサブドメインを与える形で展開していましたが、別サイトとしては評価されなかったらしい。
一方、アメブロの場合は、内部的に被リンクだらけですから、実は内部リンクがかなり評価されてた可能性もあります。