日本語ドメイン、ピュニコード、あかんのん?
ピュニコードに、欠陥?
詳しいことはよくわかりませんが、ピュニコードに、問題があるようですね。
ピュニコード自体の問題なのか、それともそれを扱うシステムの問題なのか、問題の切り分けはできませんが、しばらくは使わない方がいいような感じです。
私がそれに気づいたのは、グーグルのwebマスターツールを見ていたときでした。
私の日本語ドメインのサイトのページが、いつまでたっても、インデックスされないんです。
サイトマップは登録できて、しかもグーグルの巡回ロボットが訪れた期日は表示されているんですが、いつまでたってもインデックスされません。
新しく作ったサイトですし、内容的にもかなり書き直したので、従来のサイトの記事とは全然違うものになっていたはずなのに、インデックスされないんです。
最初は別の問題かな? と思いました。というのもそれ以前に作った日本語ドメインのサイトは、キチンとキャッシュができていたからです。こちらは、グーグルでもヤフーでも、キャッシュされています。
ところが、その後に作って登録した日本語ドメインのサイトは、なぜかキャッシュができない。
コレはどうも変だ…
でも、理由がやっぱりわからないので、試しにバリュードメインで新しくドメイン(ローマ字ドメイン)を作って、そのサイトのURLを、ローマ字ドメインに変えて登録してみました。
そしたらまあ、なんと、たった3日でページが、インデックスされました(^o^)
なにこれ?
日本語ドメイン、あかんの? あかんようになったん?おもわず、関西弁になってしまいました(^o^)。
今売れてます!
そういえば、さくらブログでも、ピュニコードがダメになっていました。引用しておきます。
ピュニコード(PunyCode)を使用したブログについて
さくらのレンタルサーバでは、日本語JPドメイン名には対応しておりません。
付属するサービスであるさくらのブログについても、同様に対応しておりませんが、これまで、ピュニコード(PunyCode、「xn--」で始まるドメイン名)を使用したアドレスによるブログの作成ができておりました。
しかし、ピュニコードを使用したドメインをさくらのブログで使用すると不具合が発生することがわかり、現在は、ピュニコードを使用したブログの登録を制限しております。ご了承ください。
すでに登録されているブログについては、サポート対象外ですが、引き続きご利用いただけます。
ピュニコードが本格的に使われるようになって、システムのあちらコチラで未対応になっていたことがわかってきたようですね。
かといって、ピュニコードを使っているヒトというのは、まだほんの一握りの人々ですから、それに対応するだけの投資はやりたくない。
そういうわけで、ピュニコードはまだしばらく無視される方向のようです。
う〜ん、こりゃもう全部、新しくローマ字ドメインをとって、リプレイス(置き換え)やらんといかんなあ…
日本語ドメイン、今は逆風ですね。しばらくまた、ローマ字ドメインでサイトを作ることにしましょう。
投稿日:2007年11月17日
追伸と解説
日本語ドメインでサイトにアクセスできるのは、国際化ドメイン名(IDN)という仕様ができてからですが、これが当時のサーバーでは対応していなかったところが多く、DNS(ドメイン名サーバー)に問題があったようです。
DNSというのは、英数字で書かれたURLアドレスを、192.168.56.251というマシンアドレスに置き換えて、情報が格納されているサーバーの情報を格納しているサーバーなんですけど、ここにピュニコードの対応表が載らなかったという事のようです。
現在はかなりのDNSでピュニコードが使えるはずですが、URLを直接打ち込まずにサイトにアクセスすることが多くなったので、日本語ドメイン名は、さほど普及していませんね。
SEO的にも、特に有利なところはありませんし。