ツールで作ったサイトの欠点とは
ツールを使ってサイトを作る場合、いろいろマズいこともあります。
たとえばplamo2.0で作ったサイトは、登録したリストに従って自動でページができるサイトです。
plamoでアイドルサイトを作って「南明奈」と登録しておくと、
- Amazonの南明奈のDVD
- ウィキペディアの南明奈の情報
- ユーチューブの南明奈の動画
- 楽天市場の南明奈関連の商品情報
を、自動で集めて表示してくれます。
そうして作ったサイトが、こちら↓
★モーニング娘。 メンバー ユーチューブ動画集 DVD情報!
※現在は、独自のPHPスクリプトでサイトを作っていて、ユーチューブ動画の部分は静的HTMLで、商品情報のところはアクセスがあった時にwebAPIで逐次情報を呼び出す形にしています。
です。
設定によっては、教えてgooとかヤフー知恵袋、ブログなどからも関連記事を集めてきて表示してくれます。
plamo2.0は、商品リンクは毎日更新されるので、リンク切れなどは心配しなくて良い非常に良いツールなんですが、欠点がいくつかあります。
ひとつ目は、テーマが良くないと、検索エンジン経由の集客が難しいこと。
Amazonや楽天から商品情報を引っ張ってくると言うことは、すでにその商品ページが存在すると言うことです。
plamoで作ったページというのは、phpというプログラミング言語で書かれたページなので、Amazonや楽天のページと似たような仕組みです。
似たような仕組みのページなら、古い方が検索エンジンの上位に来るのは当たり前。
ですから、商品名で検索した人が向かうのは、Amazonや楽天のページと言うことになるでしょう。
だからアフィリエイト目的なら、別のカタチで集客して、Amazonなり楽天市場なりにアクセスを送らないといけない。
ココが難しいところです。
今売れてます!
欠点の2つ目は、自動ツールなので、思ったような情報が表示されないこと。
これってけっこう、面白くないことですね。
勝手に情報を拾ってきて、勝手に表示してくれるのはありがたいですが、記事の内容がトンチンカンになってしまうことが、結構あります。
もちろん、ページ事に情報を書き加えることはできるんですが、余分な情報をブロックすることは難しい。
これってサイトを訪れた方には、ちょっと興ざめです。
ユーチューブなどだと、タグ情報で動画を拾ってくるので、全然関係ない動画に「南明奈」というタグが付いていても、拾ってきて表示してしまいます。
これは本当につまらないですね。
ほんじゃあ、どうすれば良いんだろう?
で、思いついたのが、plamox(プラモ・カイ/plamo2.0バージョン違い)のMTアウトプット機能とアクアスを使うことでした。
つまりプラモ・カイにリストを登録して情報を集め、それをMTデータとしてアウトプットして、それをサイト構築ツールのアクアスに放り込んで、サイトを作るんです。
MTデータを取り込む仕組みさえあれば、一般ブログでも、他のサイト構築ツールでも良いんですが、そうやってサイトのベースをツールで作ってしまって、それに手を加える方法です。
これなら、ツールが不要な情報を集めてきていても、手作業で削除出来ますし、取捨選択が可能です。
情報が足りなければ、ウィキペディアや検索で調べて付け加えればいい。
うん、これはいい。
よし、これでザクザクサイトを作ろう!
そう思って、かねてから作りたかったサイトを、作り始めました。
作ってからまだ日が浅いせいか、アドセンスも英語表示になっているページも多いですが、1地域あたり、だいたい2日くらいでできあがりました。
この方法を思いついたときには、1地域につき半日でできると思ったんですが、そう甘くはありませんでした(^o^)
情報自体はウィキペディアで拾ったんですが、それだけでは情報が足りない部分も多く、結局一々、それぞれのホームページを調べて情報を足しました。
それでまあ、丸々二日くらいかかったわけです。
でも手作業でこういうサイトを作ろうと思ったら、おそらくは何週間もかかるはずですから、大幅なショートカットです。
前々からこういうサイトを作りたいなと思いつつずっと先延ばしにしていたのが、ツールを使うことによって実現出来たというのも
新たな発見でした。
商品のアフィリサイトなら、plamo2.0の方がリンク切れしなくて良いですが、アドセンスを使うサイトなら、この方法が良いですね。
作成日:2008年8月9日
追伸と解説
動的ページだと、何が表示されるか分からないし、変な情報が表示されるとSEO的にマズいので、情報を集めるためにツールを使って静的ページを作るという手法の話です。
これはなかなか便利な方法で、よく使っています。
特にPHPというプログラミング言語を独学で学んで多少なりとも使えるようになってからは。