HTTPステータスコード
503エラーとは、一時的にサイトにアクセスできないことを示すエラーナンバーだ。
ホームページやサイトを見ようと思ってアクセスすると、403とか404とか503とかいう番号のメッセージが出て、ページが表示されない。
こういうメッセージのことを「HTTPステータスコード」と呼ぶ。
ステイタスコードは、200番台はOKのナンバーで、400番台と500番台がエラーメッセージになっている。
200番台のメッセージは、アクセスログでは良く出てくるが、ページに表示されることは滅多にない。
サーバーにURLリクエストを送る→200番台のステータスコードとコンテンツが送られてくる→コンテンツだけ表示する…という流れになるので、200番台のコードはアクセスログには表示されているが、ブラウザには出てこないのだ。
ということで、よく見るHTTPステイタスコードを紹介しよう。
HTTPステータスコード
400番台のステイタスコードは、ページを表示できない理由についての説明になっている。
よく目にするHTTPステータスコードの例(400番台)
403 Forbidden | このページへのアクセス権がないので、表示できません |
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404 Not Found | このページは、(現在)存在しません。 |
408 Request Timeout | ページを表示する時間が足りません。 |
400 Bad Request | URLの指定が正しくありません |
つまり400番台のステイタスコードは、リクエストしたURLに対応するページやコンテンツがない場合に表示されるステイタスコードだ。
一方、500番台のステイタスコードは、サーバー内部の問題で、コンテンツが表示できない場合のステイタスコードになっている。
よく目にするHTTPステータスコードの例(500番台)
500 Internal Server Error | CGIプログラムに誤りがあって表示できません。 |
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503 Service Unavailable | 一時的にサービスを制限しています。(アクセスが多すぎる場合に出る) |
webAPIを使ってマッシュアップサイトを作る場合、500番台のステイタスコードは、何かCGIプログラムに問題が発生していることを示すので、何らかの対策が必要になる。