ハードディスク、やすくなりましたね
パソコンを立ち上げたら、青画面になり、しかも再立ち上げしたら、ブートできない状況。
4年ぶりのハードディスク・クラッシュです。
パソコンがないと、サイトの更新ができませんから、仕事に行く前の2時間で町田のソフマップまでハードディスクを買いに行きました。
で、ハードディスクのタイプを調べるためにパソコンのカバーを開けて中を見ると、普通のIDE端子が使われていたので、IDE接続のハードディスク(ATA)を買ってくればいいな・・・と気軽に出かけたらまあ、もうIDE接続のHDDて、殆どないんですね。
容量も40GBのHDDでも2割くらいは使っていない状態だったので、数十GBもあれば十分だと思っていたら、いまやそんな小容量のHDDなんて、店頭に並んでいません。
160GBとか250GBとかが普通のようで、中には1TB(テラバイト)なんて言うのも2〜3万円前後で売っていました。
テラバイトが2〜3万円って、、、うわ、なんかひどい値段だ…
というのも、以前働いていた会社で、『テラデータ』というテラバイトクラスのDWH(データウエアハウス:データ倉庫)を扱っていましたが、ハードだけでも数百万円の値段でしたから。
世界最大のスーパーであるウォルマートが、顧客購買データを管理し始めたとき、最初は300GBからスタートしたそうです。
それが日本に本格的に入ってきたのは2000年前後ですが、その当時、最大規模のデータベースというと、銀行などの取引データで、2〜3テラバイトくらいの大きさだったと思います。
なので日本の大手百貨店やスーパーのポイント管理に必要なデータベースの規模も、数十万〜百万人分でデータウエアハウスの規模はたしか2〜3TBだったと思います。
顧客管理のデータというのは、画像データではなく、数値データだけですので、1TBもあれば本当は十分なんですが、解析やバックアップなどが必要なので、これくらい。
数年前の話なので、今はどうなっているかはわかりませんが、お買い物に対してポイントをつけたり、ポイントを管理したり
そういったシステムに必要なデータ量って、実はその程度なんです。
それがもう、十万円足らずで買えてしまうわけですから。
データのためのハード価格って、文房具並みの値段になってしまったんですね。
USBメモリーも、1GBのやつが500円で売ってましたし。
テレビ画像をハードディスクに撮るという方式が広まって、販売数量が1〜2桁くらい増えたせいでしょう。
結局、IDE接続のハードディスクは、中古品しかなくて、80GBのものを買ってきました。2000円弱。
ルピー(ポイント)があったので、千円ちょっと。
仕事に行って帰ってきてからディスクを差して、リカバリーディスクを使ってなんとか復旧させましたが、そこからが大変。
情報商材などを今までたくさん買ってきたので、そのバックアップは毎月、DVD-Rに焼いてあるので、無事だったんですが、ブラウザのデータとかメールのデータが、全然バックアップできていない。
メーラーは、去年、シュリケンがうまく動かなくなり、サンダーバードへ乗り換えたのですが、そのデータがどこにあるのかよくわからなくて、殆どバックアップデータを保存していませんでした。
それから、ブラウザのデータを保存していないというのは、かなり復旧に手間がかかりました。
というのも、レンタルサーバーを使って、ブラウザ経由でMTやらplamoにアクセスしているので、URLやパスワードなどを全部調べなおして、ブックマークし直さないといけないんです。
おかげでサイトの作成どころか、更新もできませんでした。
最近は、ゴーストイメージみたいに、パソコンのハードディスクを丸ごとコピーして、クラッシュしたときに丸ごとプリントしてくれるような外部HDDもでていますので、機会があればそちらへ移行したいですね。
いろいろ勉強になりました。
公開日:2009年02月 23日
解説
2018年現在は、2TBの外付けHDDでも、1万円以下で手に入りますし、ウインドウズ70以降は、ディスクイメージを丸ごと保存することが標準で出来るようになりました。
なので、半年に一回あるメジャーアップデートが安定したら、丸ごとバックアップするように心がけています。
USB接続のフラッシュメモリも64GBで4,000円もしないので、新しいサイトやページを作ったら、そこに毎日差分ファイルをバックアップしています。
それにしても1998年頃に、15万円で最初にパソコンを手に入れた時は、内蔵ハードディスクは2GBもなかったなあ、、