ビジネスだから、差別化できていないとゴミ
去年の夏頃に作った、カフェ開業のサイト、最近になってアクセスが来るようになりました。
作ったモノの全然アクセスが来なかったので、30記事くらいでもう捨ててしまっていましたが、タイトルをラーメン屋や学習塾のサイト同様に「カフェ開業シミュレーション」に変えたら、検索上位に来るようになりました。
「カフェ開業で老後も悠々自適」というタイトルでは、ちょっと専門性が弱かったのかな。
老後というキーワードを差別化の切り口として使ってみたんですが、あまり意味はなかったようです。
初心者にアフィリエイトを教えるブログ、粗製濫造
最近また、アメブロ(アメーバ・ブログ)で、初心者向けにアフィリエイトの講釈を垂れるような中身のないブログが増えてきた。
アメブロには、サイトに訪問した足跡である「ペタ」やブログの読者になりますという「読者登録」機能がある。
それによってブログでありながらミクシイのようなSNS(ソーシャルネットワーク)も兼ねるという長所がある。
公開ブログでありながら、特定の人だけに公開できる「アメンバー記事」というのもあるし、芸能人ブログもものすごいアクセスを誇っている。
そう言う機能を使って、ウチのサイトにも毎日のように読者登録というのが来るのだが、登録してくれた人のブログを見ると、読む気がしないブログばかり。
特に「ウチのブログにも来てください」「相互読者登録お願いします」なんて商売っけ丸出しの申し込みの場合、99%読む気の起こらない記事ばかり書いている。
なんだかもう、粗悪品の押しつけみたいで、こんなブログを作る神経を疑う。
アフィリエイターが100万人以上いる現在の日本で、なんなんだろうね、この粗製濫造は。
アメブロで読者登録1000件獲得するとビジネスになる、...というのは確かだろうけれど、ブログ自体の価値がなければビジネスになりようがない。
他人と同じ様な内容のサイトをいくら作っても、単なるゴミだというのがわかっていないらしい。
アフィリエイトもビジネスだから、差別化できていないとゴミ
この前、テレビ東京の「カンブリア宮殿」という番組で、未来工業という残業なし・ノルマなし・年間休日140日以上なのに、住宅の電気系統部品シェア8割という会社を紹介していたが、とにかく工夫、差別化、考える、と言うことを徹底していた。
ちょっとしたアイデアでも、社内提案するだけで500円もらえる。
優秀なアイデアなら、さらに数千円から数万円もらえる。
そう言うインセンティブで社員全体が常に商品の改善点を考えたり新しいビジネスを考えるという会社。
食えない「未来劇団」を続けるために立ち上げた「未来工業」が、メジャーなメーカーの中に新規参入して、何を作ればビジネスになるか、どういうものであれば市場に受け入れられるか。
それをずっと考え実践を続けてきた会社だけに、やっぱりビジネスに対するスタンスが全然違うね。
アフィリエイトもビジネスである以上、「誰に」「何を」「どのように提供するか」という基本的な要素と、「提供するモノは、同様の他と何が違うか」「なぜそれを使わなければいけないか」という部分を常に意識していないとね。
まあ、自分にそれができているかどうかって言うと、「意識している」っていう程度かも知れないが。
公開日:2011年01月 22日