ヤフーの表示形式と、MTの要約のしくみ
キーワードやデスクリプションは、カラにした方が良い、という情報がありました。
本当かな? と思って、ヤフーを調べてみました。
すると、検索したときに表示されるページの説明は、最大120文字しか表示されないようです。
で、そのうち最初の40文字の部分がdescriptionの中の記述から取られているようです。
検索結果
ページタイトル
(40文字/description中)…(80文字/キーワードを含む文から)
ということですね。
でdescriptionのcontents=""に、40文字より長い文章が入っていた場合は、40文字以下の文を選んで、そこだけ表示しているようです。
つまり、40文字よりはるかに多い文字数で書き込まれてあったら、その中から40文字程度の文章を抜き出すようです。
48文字の文。38文字の文。28文字の文。と、3つ文章があったら、真ん中の38文字の文を選んでいるようです。
一方逆に、descriptionの中の記述が40文字よりはるかに少ない文字数だった場合だと、どうなっているか?
この場合は、本文の初めから適当に文を拾ってきて、前に継ぎ足すようです。
(文頭の文)+(description)という形で、40文字にするようです。
つまり
ページタイトル
(40文字/descriptionまたは本文の最初からタイトル以外の所)
…(80文字/キーワードを含む文)
ということですね。
と言うことは、もしdescriptionを設定していなかったり、カラにしておくと、本文の初めの(タイトル以外の部分の)40文字が表示されてしまうんですね。
変な話、ページの最初の所に関係ない事を書いておくと、それが検索結果の説明の最初に来てしまう。
こりゃ、カラにはできませんね。
追伸
因みにこのサイトは、SIRIUS(シリウス)という、アフィリエイト向きのツールで作っているんですけど、 特に指定しない場合、やはり本文の最初の数十文字が自動で入る仕様になってますね。
なので、最初の40文字くらいは、狙ったキーワードを入れて置くべきでしょうか。
さてそうなると、何を書き込めばいいか? と言うことになります。検索結果に表示させる40文字は、どうするの?と言う話です。
40文字といえば、MTの要約機能のデフォルトの文字数ですね。
MTの管理画面の左側にある「設定」というメニューをクリックしてそこの下の方の「概要にいれる文字数」と言うところで設定します。特になにも触っていない人は、そこに40と入ってあるはずです。
要約というのは、40文字以内でするというのが、決まりのようですね。
で、そのMTが、自動でどう要約するかと言えば、「エントリー記事の最初から40文字抜き出すだけ」のようです。
英語の正式な文章というのは、恐らく、最初の一行目に40文字以内で要約を載せるという決まりだと言うことでしょう。
ということは、記事を書くときには1行目に注意を払わなければ、ならないと言うことになります。
meta name="description" content="$MTEntryExcerpt$"
(※タグ記号は外してあります)
としておけば、descriptionのcontentに、そのエントリーの要約が自動的に書き込まれますが、これは記事の最初から40文字が、そのまま入ると言うことです。
こりゃあもう、記事を書くときに1行目を大事にするほかありませんね。
そういうわけで、metaタグのdescriptionは、カラではダメのようです。
1ページ1ページ、要約文を作って入れるのが理想的ですが、MTをつかってサイトを作っている場合は、そう言うわけにも行きません。
となると、インクルード変数を使って、記事の一行目をdescriptionに入れるのが得策と言うことですね。
35〜40文字で、キーワードを入れた要約を1行目に書く。
これしかないようです。
投稿日:2007年1月18日