ネットの方が、サーチング・コスト(欲しいモノを捜す費用)が、小さい。
ブログマーケティングの実態――「お小遣い稼ぎ」は夢なのか?についての話のつづき。
この記事を書いた人は、おそらくモノを売る人ではないのでしょう。
ネット販売どころか、ネットでモノを買った経験も、あんまり無いんじゃないかな? と思います。
もちろん、今、ネットでモノを買う人が爆発的に増えているとは、言えません。
でも私は、ネットでモノを買う人は今、確実に増えていると思います。
というのも私自身、ネット経由でモノを買う金額が、ドンドン増えているからです。
先月より今月、去年より今年、拡大局面にあります(^o^)。
というのも、ネットの方が商品を選べるし、価格も安いから。
ネットの方が、サーチング・コストが小さい!
私は横浜青葉台という、在庫が40万冊超の大きな書店が2つもあるという場所に住んでいながら、毎月Amazonで本を買っています。
トモズとか、ドラッグストアも薬局もたくさんあるのに、楽天ショップから健康食品を毎月買っています。
理由は簡単です。
モルタル(実存)の店舗に、その商品が並んでいないから。あったとしても、どこにあるのかすぐにわからないから。
たとえば40万冊も在庫があると、本を探すのも骨です。
そして分類に関しても、自分のイメージとは異なるし、同じ系列の書店でも、本の置いてある場所・分類は微妙に異なります。
たとえば、渋谷のブックファーストではホームページの本のアフィリエイトの棚にある本でも、青葉台のブックファーストでは、美術のコーナーにあったりします。(※ Webデザイン素材集など)
そして、欲しい本が定番商品であったとしても、在庫が切れていて、棚にない場合もあるからです。
でも、Amazonなら、それがすぐに見つかるし、在庫状況もすぐにわかる。
つまり購買者にとっては、ネットの方が、サーチング・コスト(欲しいモノを捜す費用)が、小さい。
店員さんを捕まえて、十分以上も探した挙げ句、あるのかどうかもよくわからないなんてこともよくありますよね?
それがPC(パソコン)で検索すれば、数分で片づく上に、感想など色んな情報も手にはいるわけですから、サーチング・コストは、はるかに小さい。
コストが小さいなら、そっちで買う人が増えるのは、当然でしょう。
ネット経由でモノを買う頻度は、ジワジワ増えていくでしょう。
ビジネスとしては、有望ですね。
投稿日:2006年9月17日