日本語混じりURLの作り方
今、日本語ドメイン名が、話題ですね。
日本語ドメイン名というのは、たとえば
通販.com
みたいなもんです。
URLに、日本語の文字が入っているモノですね。
たとえば今、<ビリーズブートキャンプ>をヤフーで検索してみると、ビリーズブートキャンプという日本語の混じったURLばかりでてきます。
100件表示で見てみると、60位くらいまでほとんど、日本語混じりURLです。
要するに、URLの一部が、検索語と一致しているモノが、現在上位に表示されているわけですね。
検索エンジンに上位表示させる方法として、URLに日本語を混ぜるというのが流行っているようです。
日本語混じりURLを作ってみる
では、日本語混じりURLというのは、どうやって作るのか?ちょっと調べてみました。
まず、日本語ドメイン名の変換の仕組みです。
インターネットは、アメリカで開始されたものですから、URLはアルファベットと数字を組み合わせて使うのが決まりです。
<−>とかいう記号も使えますが、日本語や他の体系の文字は使えません。
これでは使いにくい!ということで、アジア各国で相談して、国際的な仕組みを作りました。
が、ブラウザには、各言語URLを変換する仕組みが、なかなか組み込まれませんでした。
だから今までは、日本語混じりURLでは、エラーになりました。
IE6までのブラウザは、日本語URLに対応していなかったので、日本語ドメインをURLのところに書き込んでも、エラーです。
IE5,6で、日本語ドメインを表示させるには、Jwordやi-Navというプラグインが必要でした。
ところがここへ来て各ブラウザが、各国言語混じりのURLも変換できるような仕組みを組み込みました。
FireFoxやIE7などでは、標準で変換機能が組み込まれています。
たとえば、
http://健康法.kenkou-living.com/
というアドレスをブラウザのURLのところに入れてEnterキーを押すと、
http://xn--nyqy26a13k.kenkou-living.com/
というURLに変換されます。
この
xn--nyqy26a13k
というのが『健康法』を変換したコードなんですね。
だから、FireFoxやIE7など、日本語URLに対応したブラウザなら、どんな単語でも変換してくれます。
たとえば
http://おしおき.com/
などという架空のURLを打ち込んでも、
http://xn--t8jaj2b.com/
なんて変換してくれます…
げ、、あるやん、おしおき.com(^o^) やるなあ…まぐれ当たりとはいえ、すごいな。
ヤフーで何位やろう? … さすがにおしおきでは、圏外か。まだできたばっかりかも知れないけど。
投稿日:2007年5月19日
追伸と解説
ピュニコードは、こちらのサイトで変換することが出来ます。