スマートフォンの台頭 スマホ時代のアフィリエイト
アフィリエイトを始めてから、もう10年以上になるが、最近伸び悩み。
…というか、逆にあまり上手く行かなくなった。
サイトはドンドン作っているのに、売上げが減り始めた。
これはいったいどういうことだ?
ということで、これまでのアフィリエイトを振り返って、アフィリエイト業界の何が変わったのか、どう変わったのかを考えてみる。
幸い、昔、アフィリエイトについてのメルマガを発行していて、そのバックナンバーが残っていたので、その記事を掘り起こしつつ、ふり返りながら、現状を考えてみる。
で、5年前や10年前と比べて、大きく何が変わったかというと、それはスマホだろうね。
10年前には、携帯電話は電話であって、電話に様々な機能がプラスされたモノだった。
NTTドコモはiモードと言って、携帯電話からweb・インターネットにアクセスできる仕組みを作った。
J-PHONEは、写メールと言って、ケータイ電話にカメラを搭載して、それをメールで送ることが出来るようにした。
どちらも大ヒットして、それでケータイ文化が始まったと言っても過言ではない。
しかしどちらも西暦2000年前後の話で、今(2018年)から15年以上も前の話だね。
そして現在は、スマートフォンがこれらのガラケーケータイにすっかり置き換わってしまった。
スマホの代名詞の一つであるiPhone(アイフォン)が誕生したのは、2007年の1月のことだ。
独自路線を歩むパソコンメーカーに過ぎなかったアップルが、iPodと携帯電話を組み合わせたiPhoneというスマートフォンを開発し、これがヒットした。
一方、検索最大手のGoogle社は、2005年に携帯電話用のOSを開発していたAndroid社を買収し、2007年11月にはAndroidOSを開発し、これをオープンソース化(無料公開)して提供することを発表した。
そのためアップル社以外の電話メーカーが、こぞってこれを採用し、一年後の2008年秋には、各社からAndroid携帯が発売され始めた。
その後、アイフォンもAndroid携帯もドンドン進化し、当たり前のようにスマホでwebにアクセスする時代が到来した。
その結果、2017年には、webサイト(ホームページ)へのアクセスが、パソコンよりスマートフォンからの方が多くなり、検索大手のGoogle社は「モバイルシフト」を表明した。
モバイルシフトとは、簡単に言うと「これからはパソコン向けのホームページ・webサイトより、スマホ携帯向けのホームページやwebサイトを中心に検索結果を表示します」ということだ。
これによってアフィリエイトも、パソコン向けサイトから、スマホ向けサイトへと大転換することになったと言うことらしい。
ただこれは、アフィリエイトの舞台が変わっただけでなく、競合が増えたと言うことだ。
というのもスマートフォンには、楽天市場やYahoo!ショッピングなどの「アプリ」と呼ばれるツールをインストールできる。
これを使えば、アフィリエイトサイト経由でなく、直接ショッピングモールにつながるので、アフィリエイトは難しい。